カードローンで消費者金融を利用したとき、メリットはあるの?

社会人になって4年目。仕事に慣れてきたのはいいけど、お付き合いの幅が増えたり、友人の結婚式が重なったりして、出費がかさむときがあって焦ります!そのため最近、毎日利用する駅の近くにあって便利そうな消費者金融で、カードローンを申し込もうか考えてます。大手銀行でもカードローンは扱ってるみたいだけど、消費者金融を利用すると、なにかメリットってあるんでしょうか?

審査が早い、比較的優しく通りやすい、というメリットがあります

銀行のカードローンと、消費者金融のカードローン、どちらで申し込みをしたほうがよいか、というのは、けっこう多くの人が迷われているようですね。実はそれぞれにメリット・デメリットがあるのです。

まずご検討されている消費者金融での借り入れですが、銀行のカードローンとくらべ、審査スピードが早い、審査が比較的優しい、という特徴があります。審査スピードが早いと実際の融資も早く行われますので、「できれば急ぎで借りたい」というときにはとても助かりますね。

最近では「3秒診断」などといって事前審査が簡単に受けられたり、「審査は最短30分」など公告されていたりと、審査の早さをウリにしている消費者金融がよく見かけられます。とにかく急いで借りたい!という場合であれは、消費者金融への申し込みがおススメです。

また、消費者金融での審査は、比較的優しいと言われています。そのため、審査にちょっと不安がある場合なども、銀行での借り入れより消費者金融へ申し込んだほうが賢明かもしれません。銀行に申し込んで、審査で思いのほか待たされた上に落とされた!なんてリスクを避けたい場合は、やはり消費者金融にしたほうがいいでしょう。

ただし消費者金融では、金利が高めの傾向があるものたしかです。「審査が甘い」ということは、その分貸し付ける人が返済をきちんとしないなどのリスクが出てくる可能性がある、ということですので、これは仕方のないことかもしれません。

逆に銀行のローンは金利が比較的低く設定されており、消費者金融と比べると上限金利を見ても、4~5パーセントほど低い銀行ローンもあります。「なにはともあれ金利の低さを重視したい!」という方であれば、銀行での申し込みを検討するべきかもしれません。ただし銀行でカードローンを申し込むと、審査がちょっと厳しい、審査時間がややかかる、という傾向があることも覚えておきましょう。

それ以外に、「毎日利用する駅の近くにある消費者金融」での申し込みを検討されているとのことでしたが、これはけっこう重要です。といいますのも、「返済のしやすさ」をけっこう皆さんおろそかにされるからです。現在ではカードローンもネットで完結できる、なんてこともありますが、なにかあったときはやはり専門のスタッフにすぐ尋ねられると便利で安心ですね。

カードローンは分割での返済が主で何度も返済することになりますから、すぐに返せる環境にある、ということはとても重要です。そうすれば、延滞を繰り返す、といった金融事故が起こりにくくなり、結果あなた自身のたしかな金融実績を積むことができます。これは将来、住宅ローンやマイカーローンなど、もっと大きな借り入れをする際にも大きなポイントとなりますので、覚えておくとよいでしょう。

即日融資とATMの便利さに特色がある消費者金融のカードローン

カードローンは金利や限度額、返済方法、即日融資、提携ATMなどいくつかの商品特性で比較することができます。よく似ていると思われがちですが、それぞれの特性で詳しくみていくと、金融会社ごとに特色があり、得意とする分野もあります。銀行であれば限度額が大きく、金利が安い点があり、消費者金融は即日融資で審査のスピードが速く、提携先のATMの使い勝手が良いなど特徴があります。

このうち消費者金融のカードローンは無利息サービスがあり、利用できるATMも店舗の他、銀行・コンビニで利用できます。金利の面では銀行と比べると高いのですが、その分、パートやアルバイトの方でも利用しやすいというのも特徴です。基本的に限度額50万円以下であれば、運転免許証や保険証などの本人確認書類だけで審査が受けられ、利用できます。無担保・保証人不要で、少額のキャッシングであれば、消費者金融の利点は大きいものがあります。

消費者金融の選択では知名度の高い大手で利用する流れがあります。同じ分野の中でも金利や会員サービスの面で充実しており、安心感もあります。CMなどの広告の効果からくる顔の見える会社という認識が理由の一つでもあり、大手の銀行グループ名が付くことで、より安心感を覚えるものになっています。また、消費者金融も銀行系と独立系に分かれ、銀行カードローンとなった会社もあり、改正貸金業法を契機に大きな変化と多様化が進んだ分野でもあります。

そうした銀行の傘下に入ることで得られる企業メリットに提携ATMの多さや限度額・金利があり、銀行に近い商品特性を持つものもあります。消費者金融のキャッシングは貸金業法が適用されるため総量規制で年収制限がありますが、それは大口の融資の場合に出るデメリットです。少額の融資で、即日に、しかも本人確認書類があれば最短30分で利用できる点は他のキャッシングにはないメリットです。銀行との提携・傘下で進んだ独自性と多様化、会社選びが主体となるキャッシングが広がっています。

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